十二指腸がん、十二指腸腺腫
初期の十二指腸がんは内視鏡治療の適応です。十二指腸腺腫は良性腫瘍の一種ですが、時間の経過とともに、十二指腸がんに変化する可能性があるため、内視鏡治療の検討が必要です。当科では画像のような、十二指腸のほぼ全周を占めるような大きな病変でも、内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)による完全切除に成功しています。
※画像は当科発表の論文から引用
Nagata M. Underwater endoscopic submucosal dissection using a tapered hood with air bubble outlets for a subcircumferential duodenal tumor. Digestive Endoscopy 2024; 36:225-227.